こんにちは。R86plusAブログの時空です。今日は八方美人という生物について観察していきたいと思います。
敵を味方に変えるのは一見して難しいようなことでもあります。敵とは言わずライバルであっても対戦相手という意味では味方側ではないと推察できます。僕は、八方美人について、あまりいいスタイルではない、という意見を見ることがあります。
嫌われる勇気のアドラー心理学については僕は本を読んだことがあるけどほとんど内容は覚えていないです。その上で、嫌われることを気にしないという態度は自分に妥協を与えていることと言えます。
本当に自分を主体的に変えたければ、今好かれている人にはますます好かれ、今仲良くない人とは時間がかかっても良い関係を築けるように工夫してみるのが良いはずです。
あの人には嫌われていい、という態度は結局、大勢の人に好かれるための高いハードルとなってしまい、嫌われることが前提の人間関係となってしまいます。それよりは多少負荷がかかったとしても、なるべく多くの人に好かれるというポリシーを持てば、向上心があり、成長の良い循環に乗ることができます。
僕も決して他の人に八方美人になって、それを極めたほうがいいと提案しているわけじゃないです。八方美人じゃなくても人に好かれる方法はあるだろうし、八方美人に対する負のイメージ、広く浅くが絶対にいいとは言い切れないからです。
しかし、昨今のSNSなどを見てみれば、八方美人的な広く浅くという関係性のほうが、より多くの人にアプローチするチャンスとなり、結局、一部の閉鎖的な友達グループより楽しく過ごせると言えます。数人の友達グループだけに落ち着いてしまったら、何か些細なことでもグループ内ではとんでもない問題として取り扱われ、グループを追われることもあります。
ここで、当記事のテーマに戻ると、敵を味方に変える一番の方法は、その敵にメリットを与えることです。旅行に行けば、プリンや鹿のおみあげを買うかもしれないですが、それを敵対している人たちに配ってみます。
どちらかが歩み寄れば、自ずと風は通り抜けるようになっていきます。あるいは、ライバルがどうしても攻撃されてしまって、負けているとき、敵に塩を送る、という行動はもちろんリスクもあるが、多くのメリットがあるといえます。
何より敵を敵として見ない、敵認定した時点で、すでにその敵のことが頭から離れなくなり、ますます敵意を増やしてしまいます。自分にとって嫌いだなと思う人にこそ、缶コーヒー1本でもいいのでプレゼントしてみます。
そしたら、話してみれば案外悪いやつじゃなかったと気付けるかもしれないです。一番悪いのはコミュニケーションがまったくないことです。好きなあの子にするように、何かしら話す口実を作ってみるのがいいのかもしれないです。それでも嫌いなのが治らないのであれば、挨拶程度のコミュニケーションだけしておけば十分ではあると思います。
みなさんはどういう印象を受けましたか。ではでは。
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