第2項!自己満足の世界だからこそ、自分は普通であり、特別であるという言わば一人のサンプルを平均するために1で割るような結果は何にでもなりうる -R86plusA-

こんにちは。R86plusAの時空です。生けるバイブルがいる。

宗教で言えば、高名な僧侶か、果ては一流企業の創業者か。年をとるごとに多くの経験を積み、新しい考え方を生み出していく。

その人が話せば、誰もがその話に聞き入る。生けるバイブルは、日常社会の荒波にもまれ、倒れるわけでもなく、走り出すでもなく、ひたすら使命を全うした人であると言える。

使命とはなにか。その人に課せられたその人にしかできない運命である。使命を持つものは多くのことを犠牲にする。いわゆる普通の人生ではない、唯一無二の人生を生きる人達だ。

その使命は天から降ってきたものだろうか。それとも、日常社会を生き抜く上で本当に実現したいと強く念じたものだろうか。

運命は人それぞれである。そこに優劣は存在しない。しかし、より強い使命が他の使命に打ち勝つことは日を見るより明らかだ。

ひたすら努力して時間を注いで成し遂げた使命が実現しないわけがない。実現した暁には、新たな使命が再び前に立ちふさがるはずだ。その使命を丁寧に一つずつ成し遂げていけば、自分の理想の状態に近づいていく。

理想はあればいいが、無くても構わない。仮に、一見してその場しのぎで行動していても、大まかなイメージさえあれば、その行動の結果は収まるところに収まる。自分が果たした目標は人と比べることに意味はなく、自己満足の世界であると言える。

しかし、自己満足だからこそ、自分は普通であり、特別であるという言わば一人のサンプルを平均するために1で割るような形となる。一人の結果÷1は何にでもなりうる。ある人が特別だと思うのは、その人が特別な何かをしているからだ。

美人ですら何の努力もなく美人であり続けることは不可能である。そうであるなら、特別な人生を生きている人が何もしていないはずがない。

一人の人生という意味では主観的にしか自分の人生は判断できない。なぜなら、他の人生を生きていないからだ。

そのうえで、自分の人生は自分に固有であり、自分の考えこそ生きたバイブルと思える人は幸せ者だろう。

人と比べることには何の意味もない。同じ人など存在しないという意味では、比べたところで物差しがぜんぜん違うので比較対象にならない。

つまらない嫉妬やプライドに飲み込まれる前に立ち止まって考えてみてほしい。なぜ、あの人は特別なのか、と。その人は特別であるために特別なことをしている。

それさえ理解できれば、他の人の人生になど介入すること無く、自分の人生を特別な何かにできるはずだ。もちろん、他の人の意見は僕の意見も含めて参考程度に聞いておけばいい。

そのうえで、何を成すか。それが現在、あなたが直面している問題なのかもしれない。

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