こんにちは。R86plusAブログの時空です。今回は、アウトプットに関してです。アウトプットと言うと何を思い浮かべますか。アーティストであれば作品であるし、会社員であれば資料作りがそれに当たるでしょう。
僕もこうしてブログという名のアウトプットにいそしんでいるわけですが、今回のアウトプットは情報と知識に関することです。インプットばかりしている学生にレポートなどのアウトプットをオススメする場合ですが、資料を読むだけでは生産性は何もありません。厳しい言い方ですが幼稚園児や小学生と変わりません。
そこをTHE・大学生と言うためにはレポートや論文というアウトプットを定期的に提出していく必要があります。しかし、アウトプットと一口に言っても一口で食べられるような単純なものではないことを薄々皆さんは気づいておられるでしょう。アウトプットには、一般的に３種類のアウトプットがあります。まず、自分で記憶するためのアウトプットです。記憶力がものを言います。
次に、人に伝えるためのアウトプットです。例えば、教授が学生にウンチクを話すのがそれです。そして、最後に今までにない新しい発見を伝えるためのアウトプットです。これは研究の業績を知らせる論文なんかに当てはまります。
さて、ほとんどの人は一番目の自分で記憶するためのアウトプットを重視するでしょう。アウトプットしたデータの中で奇跡的にいくつかは実用されることになります。自転車は保険に入らないと日本では乗ることが出来ないというアレですね。
それに対して、当ブログはブログ主である僕こと時空が学んだ内容をわかりやすく説明することと、アマチュア研究者の時空がその研究成果をこれ見よがしに見せびらかす、２番めと３番目のアウトプットの中間のブログであると言えます。
アウトプットといえば、これまでの時代であれば、記憶することでした。しかし、コンピューターが普及して記憶力では人類が太刀打ちできなくなると、インターネットを介した情報は価値が低くなり、いわゆるコモディティという、どこにでもある無名の石鹸のように情報を特徴のないものにしました。
今までは情報を知っているだけでその人材は重宝されていました。村の長老が良い例ですね。しかし、誰でも知っている情報は周囲と競争するとき有利にならない時代となりました。金融が緩和されると株価が上がるという情報は最近では多くの人が知るようになり、そこで差別化することができなくなりました。
そこで当ブログのような知る人ぞ知るノウハウは情報ではなく知識という分類で価値を持つようになりました。もちろん、当ブログが有名になれば、当ブログに載せられている多くのノウハウがコモディティ化され、価値を失う可能性もあります。今だ急げ！！とはこのことですね。
知識は日々広まりコモディティ化され情報となっています。その一方、新しい知識が次から次へと生み出され、社会の変化に取り残されまいと皆さんは必死にインプットしていることでしょう。しかし、これからの時代はその新しい情報を自分のために使うだけでなく、周囲に広めて伝えたり、新しいイノベーションの材料とすることが求められていきます。
いつの時代も有益な知識を持つ一部の人が勝ちます。そのためには、自分を中心に新しい知識が集まってくるような仕組みがあれば有利に戦えます。新しい知識は知識が行き交う場に集まります。そのためには、アナタもアウトプットとして自分の有益な知識を周囲に伝える必要があります。
アナタが出し惜しみせず知識を広め続ければ、やがてアナタを中心に新しい知識が集中するような仕組みができあがっていくでしょう。この点に気付けるかどうかが重要なのかもしれません。
そして、この話も人によっては有益であったはずです。そういうことなんです。ご武運を祈って。ではでは。
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