こんにちは。R86plusAブログの時空です。ここから医学の生理学について、みんなで勉強していけたら良いなと思います。
医学には、生理学の他にも解剖学と生化学などの基礎医学があります。生理学は人間などの体の仕組みを明らかにする学問です。一方、解剖学は体の構造を理解し、生化学は体の物質的な土台を研究します。
生化学では、変化のない状態というのが重要な考え方であり、この考え方の一つに「ホメオスタシスhomeostasis」があります。これは「類似のhomeo」と「停止状態stasis」の二つの言葉を足したものです。
言わば、似たように止まっている、つまり変化のない状態です。僕もここで「類似の」というのが何を指すかイマイチ分かっていないので、今後の課題の一つとして勉強を進めていきたいです。
生理学は「統合」の学問として知られています。生理学の一つの考え方に、細胞や分子レベルでの生体機能を一つずつ分析していく方法があります。
もちろん、個々の細胞などの動きがわかったとしても組織全体、例えば脳についての統合したシステムまで分析できなければなりません。これは「木を見ず、森を見よ!」で、個々の細胞と全体の臓器では異なる働きをすることを表しています。
生体学のもう一つの考え方にフィードバックというものがあります。僕らが会社員であって仕事をこなしているとしたら、フィードバックとは自分の仕事に対する上司の評価ということです。上司は言うでしょう。
「君は優秀だが、偏見を持つ所が残念だ。複雑なことよりシンプルなことのほうが価値が高い。」
ここで言う生体学のフィードバックとは、異常値から正常値に戻す負のフィードバックと、異常値をさらに異常値に引き上げる正のフィードバックと言えます。異常値がますます大きくなることに関しても理由がきっとあるはずです。ここで異常値をさらに大きくする負のフィードバックは本当に身体で行われているかという疑問が浮かびます。
実験室でフラスコを使い、試験することで、本来の身体では起こり得なかったことが起こる可能性もあります。ここは、本当に身体で起こるシステムと同じかという注意点でもあります。
また、正常値から異常値になる過程で起こる現象を分析する「実験」と、正常なシステムとの比較や環境による比較など集団的なグループの分析による「観察」などの方法論があります。ここに僕は、同じ症状を持つ患者同士の「共通点」を探る方法も提案したいと思います。
このように、生理学の序章としては、方法論について考えてみるのが正しいのでしょうね。僕は言いたい。難しい難解な専門書でも誰でも分かるようにガイドが付いていたら、勉強してみたいか、と。
僕は、生理学で学んだ知識をわかりやすく説明していけたら良いですが、勉強するからには目的が必要となります。僕が参考にした専門書を紹介してもいいけど、医者にはなる気はないけど、医学の知識つまり医学部で学ぶ内容の知識がどんなものか知りたければ、僕はその入口に立って、チケットを受け取る係になりたいと思う。
勉強というのはなぜ必要か。それはその知識が求められる場所に立つチャンスがあったとき最低限の足切りボーダーラインになるからだ。僕は、医学についてなぜ学ぶのかと聞かれたら、謙虚さも見せずに新しい治療法を作りたいからだと答えるだろう。ではでは。
コメント