第154項!企業の成長と地域の成長|成長には色々な方法があるけど常識を捨ててみるのも一つの方法といえる Corporate growth and regional growth | There are many ways to grow, but one way is to throw away common sense. – Inishie Once-in-a-Lifetime Chance –

 こんにちは。Inishie Once-in-a-Lifetime Chanceブログのいにしえ時渡です。今回はドラゴンゲームということで経営戦略論の中から3つのキーワードを選んで足し合わせていきたいと思います。

1つ目のキーワードは「企業の成長」、2つ目は「札幌のIT企業」、3つ目は「サンク・コスト」です。

まず、「企業の成長」とは経営戦略論の中で、アンゾフの成長マトリックスと言われる理論をベースとしています。成長マトリックスは、製品と市場という2次元で構成される図を用いて、4つの種類に成長の方向性を分類しています。

①「市場浸透」(現在の製品、現在の市場)、②「市場開発」(現在の製品、新市場)、③「製品開発」(新製品、現在の市場)、④「多角化」(新製品、新市場)、という4つの方向性から構成されます。製品と市場を新しいか古いかで分類するマトリックスです。(もう少し詳しく、自分なりの解釈を加える)

「札幌のIT企業」も成長に関する議論ではありますが、地域の発展に寄与することで成長を遂げるという点が重要です。地域型経済で成長を促進するには主に3つの方法があります。

第一に、誘致型であり、大企業の工場などを特定の地域に誘致することで経済成長を図ろうという戦略です。その大企業を中心に企業の城下町が出来上がるような大企業を主体とした成長となります。

第二の内発型と呼ばれる地域活性化戦略であり、特定の地域に産業を集積することで多数の企業の活動の集合として地域の経済成長を押しはかります。事例として、シリコンバレーなどが挙げられます。

第三の混合型は地域企業としてのデザインを思い描き、地域企業を成長させるとともに企業誘致によって足りないところを補うようにしています。これが札幌のIT企業の例です。

ここで、「企業の成長」と「札幌のIT企業」という2つのキーワードを紹介しましたが、両方とも、事業の成長と、地域の成長という2つの成長に重きをおいています。

当ブログは企業の成長に関する独自の見解を持ちたいと望んでいますが、ドラゴンゲームの性質上、与えられたキーワードを合成するだけなので、自分から必要なキーワードを探しに行くプロセスがあっても面白いと思います。

自分の理論を形作る。いくつかの要素を掛け合わせたものを数式として経営学に数学の考え方を持ち込むのもベターではありますが、まずはドラゴンゲームのキーワードの紹介から始めるのが筋でしょう。

他には新製品を開発する時、トータルの試算を行えたら面白いです。売上の予測は難しいかもしれませんが、一つの方法論として、そのようなものを確立できたら素晴らしいでしょう。

最後の「サンク・コスト」ですが埋没費用という意味であり、サラリと説明を終わらせたいです。

サンク・コストとは、投資の中で、今まで投資した全額が無価値になった時、つまり全部金銭的な価値がなくなってしまったとき、今までの投資はなかったものとして、また新たに投資をする価値があるかどうかを判断する方法論です。

この点で、僕は常識をサンク・コストとするのがイイのではないかと思います。今まで積み上げてきた考え方を全く無かったものにする必要はないですが、部分的に常識を放棄して新しい常識を積み上げていくという意味でサンク・コストを提唱したいです。

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