第112!太陽エネルギーにより「炭素、酸素、水」は従属栄養生物と独立栄養生物の間で循環します!-Solar energy causes “carbon, oxygen, and water” to cycle between heterotrophs and autotrophs-

「Inishie R86 plusA」ブログの時空です。

(仮説)<同化と異化、光合成と細胞呼吸、は4つ合わせて代謝機能ではないか>

同化作用とは何か。炭水化物の同化作用では有機酸をグルコースなどの単糖に置き換え、デンプンなどの多糖を作る。ちなみに光合成もデンプンを作る。単純な分子をより大きくて複雑な分子に作り変える。通常、合成してエネルギーを得る。
 異化作用とは何か。異化とは、大きなものを小さなものに分解するプロセスです。通常、分解することでエネルギーが無くなる。あるいは、「熱エネルギーを放出している」のではないか、ということです。
人間の体では通常、糖質と脂質がエネルギー源とされます。これらは完全に燃焼すると二酸化炭素と水になりますが、細胞呼吸と関係性がありそうです。 
 光合成とは何か。光合成は太陽の光と二酸化炭素を炭水化物(デンプン)に置き換えます。 
 二酸化炭素 + 水 => デンプン + 水 + 酸素 
 細胞呼吸とは何か。酸素や栄養素からアデノシン三リン酸(ATP)というエネルギーを取り出し、老廃物を排出する一連の過程です。 
 デンプン + 酸素 => 二酸化炭素 + 水 
 <なぜ、これらの4つの機能が代謝機能なのか。> 
 上の代謝の説明では、「代謝とは生き物を生き続けるようにするための化学反応であり、その機能は、①エネルギーを得ること、②食物を消化しやすいようにすること、そして③不要物を体から取り出すこと」とありました。 
 まず、①エネルギーを得ることですが、異化と細胞呼吸はデンプンなどのエネルギー源を熱エネルギーと二酸化炭素と水に変換します。ちなみに、熱のエネルギーは1cal(カロリー)は1gの水の温度を1℃上げるのに必要な熱量です。
②食物を消化しやすくすることですが、同化作用と光合成はエネルギーのデンプンを得ます。そして、いらなくなった不要物を体から取り出します。この一連のプロセスが代謝ということになります。 
 全ての生物は炭素から出来ていて、新たな炭素を取り込むために二つの方法があります。1つ目は大気中の二酸化炭素から光合成などにより炭素を取り出すことです。この方法を取るグループは独立栄養生物(光合成細菌、緑藻類、植物など)です。

2つ目は大気中の二酸化炭素ではなくグルコースのような複雑な有機分子から炭素を取り出す方法です。このグループは従属栄養生物(動物)と言います。

炭素、酸素、水は従属栄養生物と独立栄養生物の間で行ったり来たりします。

この循環の中で大事なのが太陽による光エネルギーです。つまり、光合成がなければなりません。 

ここからは僕の仮説についてお付き合いください。

<自説>ここで、僕の生命に関する仮説を立ててみます。

「物質面で言えば、重力とホメオスタシスというバランスする、ろ過装置を命の定義(意味)の1つとしました。精神面あるいは哲学面では、命を持つとは過去の実体験をしているとき、そこにその物体の自由度があれば良い。つまり、物と物の関係性であるシステムという構造の中で、自由に動き回っているのが生命の定義の一つと言えるのです。自分で意志を持ち、空間の中を動き回っているからです。」 
 <自説2>地球の環境自体が循環を作るきっかけになっている。波の満ち引きも重力も生物の誕生に関係があるのかも。 
 <課題>明日は有機酸とATPと光合成について調べます。今週以降の課題で代謝について深掘りしてみるのもアリです。

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